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2011年4月27日 (水)

『人生がときめく 片づけの魔法 』(サンマーク出版)

私,整理術とか,片付け術,みたいな本が大好きで,ついついいろいろ買ってしまいます。
仕事が○倍速くできる方法,とかも。

とはいえ,いろんな本を読んでいても,だいたいありきたりのことしか書いていなくて,結局,「それができりゃ苦労しないよ」と思ってしまうような本ばかり。

その中にあって,久しぶりに,良書に出会いました。
近藤麻理恵(著)『人生がときめく 片づけの魔法 』(サンマーク出版)
著者の顔写真も,とてもほんわかした,かわいらしい感じですし,乙女チックな印象の本ですが,なかなかどうして,見事でした。
確かに,乙女チックな感じはそうなのですが,その中で,「なぜ,片付けがうまくいかないか」「なぜ,片付けても,リバウンドしてしまうのか」といった問いが投げかけられ,その問いに見事に本質的な洞察をし,そして今までに誰も考えなかった視点で回答を提示してくれています。
実に,頭の良い方だなと脱帽しました。
そしてこんまり(近藤麻理恵)さんのレッスンを受けた人は,なんとリバウンド率0%とのこと!
でもそれも,この本を読むと,さもありなん。納得,です。

これまで数ある整理法の本をいろいろと読んできましたが,その中で,私が心から感銘を受け,そして未だに実践している本は,一冊しかありません。
かの,野口 悠紀雄 (著)『「超」整理法―情報検索と発想の新システム』(中公新書)ですね。
これこそは,今までの整理法に革命を起こした本といえるでしょう。
従来の整理法の問題点を見事に洞察し,そしてアッと驚く回答を提示してくれました。

こんまりさんの方法もまた,「超」整理法に並ぶ画期的な方法として,私の脳裏に焼き付けられました。

お勧めです!

2011年4月 9日 (土)

卒業式,そして入学式

すっかりブログもご無沙汰です。
3月には,震災のため,卒業式が中止になりました…と,大学では公式発表がありました…が,学部単位で学位授与が行われました。
結果的には,教育学部の大教室に晴れ姿に身を包んだ卒業生が集まり,事実上の卒業式が行われました。
学長の役割が学部長にかわり,そして従来なら事務手続き的に手渡される学位記を,指導教員から直々に手渡される形になりました。
これはこれで,よかったじゃん!って,思えた式でした。
大教室での学位授与式の後,講座ごとに集まった教室では,在校生が迎えてくれ,1人1人に花束の贈呈に記念撮影と,これまでにない,ささやかながらも温かな卒業祝賀会。
華やかなパーティーもなければ,お祭りムードでもなかったけれども。
指導教員から手渡す形なので,「以下同文」もなく,すべて読み上げました。
学生にとっては,一生に一度ですから,思い出に残る形にしてあげて,次のステップに向かわせてあげたいですからね。
修了証書のかわりに単なる事務書類をうやうやしく手渡して読み上げようとした私のボケに,「それ違いますから」とすかさず突っ込んでくれたT君,まさに当研究室の免許皆伝です。(笑)
…というか,そんなボケができてしまうのも,こぢんまりした式だったからですけど。
ただ1点,残念なことがあります。
なんで,「卒業式は中止」と発表したのでしょうね。
「卒業式は学部単位で実施します」と言ってあげれば,皆,気持ちよく卒業の節目を迎えられたのに。
ほとんどの女の子は晴れ姿で来ましたが,中に数人,単なる事務手続き的な学位記の手渡しだと思って,普段着で来てしまった子も,若干見受けられました。
言い方1つで,人の気持ちって変わるものですから。

そして,入学式。
教育学部単独で,やはり教育学部の大教室で行われました。
教室の広さの関係で,保護者は式の会場には入れず,控室で待ってもらう形に。
でも,聴覚障害のあるお子さんをお持ちの,ある親御さんの言葉で,なるほどと思ったのが,「私にとっては,成人式よりも入学式の方が,感慨深い思いがあるんです」という言葉。
その会場と控室には,つい一ヶ月前に,遠隔講義システムを設置したばかり。
このシステムを使い,当日,控室から会場の様子を見られるようにしました。
かなり大きなスクリーンですから,思いの外,迫力があって,なかなかの見応え。
結果的には,親御さんの参加者が意外に少なかったこともあり,会場に入ってもらうことができましたので,控室は使われず,このシステムも使わずにすみました。
どんなに臨場感があっても,同じ会場内でナマで見られる方がいいわけですし,使わずにすむならその方がいい。
でも,これも1つ,残念なことがあります。
事前のアナウンスの段階で,保護者は控室を用意し,会場に入ることはできません,といったために,
「それだったら行かなくてもいいわ」と思った親御さん,いるんじゃないでしょうかね。
会場に入ることはできませんが,控室から生中継します,とアナウンスしていれば,違ったかもしれません。
卒業式と入学式,どちらも学部単位で行ったことで,アットホームな雰囲気で,なかなか良かったのですが,どちらも同じ点に,残念さが残りました。

そして群大には,3名の聴覚障害学生が入学。手話ユーザーも含まれています。
受け入れる支援室スタッフは,4名体制。
今年度から,はじめて聾者の職員が支援室スタッフのマネージャーに就任しました。
そのもとで,3名の手話通訳技術をもった職員が支援にあたります。
入学式から,手話通訳と,iPhone,iPadを用いたPCテイクを併用して情報保障にあたりました。
支援技術を必要に応じて活用しながらも,でも一番は本人のニーズに応じた支援ができること。
今年も,忙しくも楽しい一年になりそうです。

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