特別支援学校が荒牧キャンパスに!
つい先日,卒業祝賀会・謝恩会で,卒業生を送り出したと思ったら,もう明日は入学式。
いつもそうですが,この数日での変化には,頭の切り替えがついて行けないところがあります。おセンチな気分に浸ってもいられません。
さて,群馬大学では,毎年恒例の新学期に加え,前代未聞の大きな変化が1つあります。それは,附属特別支援学校が,同じキャンパスにやってくるということです。これは,附属小学校・特別支援学校の改修工事のための一時的な移転(平成21年4月~22年2月頃まで)にすぎないのですが,とはいえ,けっこうすごいことです。
というのも,単に同じキャンパスに来るというだけではなく,同じ校舎で学ぶのです。
具体的には,教育学部N棟の1階,B棟の1階を中心に,教室,職員室が設けられます。
大学のホームページにも紹介されています。
(http://www.gunma-u.ac.jp/?p=528)
附属の教室や職員室は,教育学部の教室や会議室の一部を一時的にあけたものですから,まさに,「同居する」という言葉がピッタリ。
ある意味,「改修工事」という一時的な移転だからこそ,このような珍しいことが実現されたわけですね。
この一年間,いろんなことを融通しあっていかなきゃいけませんし,教室を抜け出した子どもたちが大学で授業をしている教室や研究室にやってくる,なんてこともあるかもしれません。教務の事務員さんが「迷子」を見つける,なんてこともあるかもしれません。
そしてなにより期待されるのは,大学の学生や教職員の資源の活用です。何しろ,移動時間ゼロですから,大学の授業の空き時間に,附属の授業の支援に入るとか,見学させてもらうとかいったことが,スムーズにできるでしょう。
改修工事の苦労をどうプラスに変えるか。やり方次第なのだろうと思います。
この一年,ちょっと楽しみです。
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これは面白いね。
子どもたちにも収穫の多い1年になることでしょうね。そして何より学生さんたちには現場と直結した環境になりますね。
投稿: 小松原 | 2009年4月 8日 (水) 05時57分
ホントに,そうなんですよ!
たぶん,来てみると,ちょっとビックリかも。
渡り廊下の途中から,「附属特別支援学校」と書いてあるわけですから。
ぜひ,今年中に,見に来て下さいな。
投稿: KANAZAWA | 2009年4月 8日 (水) 07時31分
07年卒業生の鈴木です。ご無沙汰しています。
先日は、お忙しいところいきなり電話かけてしまって申し訳ありませんでした。
一度、金澤先生にはきちんと挨拶しなければと思っていたのですが、あんな形での挨拶になってしまい失礼なことをしてしまったなあと反省しています。
一度、直接ご挨拶に伺いたいと思っておりますので、そのときは、どうかよろしくお願い致します。
さて、遅くなりましたが、ブログに関してコメントします!!
特別支援学校の雰囲気は、教育実習に行って初めてわかるものだったと思うのですが、
早い段階から、その空気に触れることが出来るというのは、学生さんにとって大きなメリットになりますね。
正直うらやましいです。
ただ、教育実習で附属に行く学生にとっては、普段も生徒や担当教員に毎日のように会うわけですから、もしかしたら実習が終わったあとも、あの開放感にひたれないかも…なんて考えちゃいました。
長文失礼いたしました。
投稿: 鈴木(07年卒業生) | 2009年4月12日 (日) 13時32分