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2008年10月15日 (水)

公開講座,無事終了!

10月5日と12日に,今年度の知的障害者を対象とした公開講座を実施しました。
両日とも,無事に,そして楽しく終えることができました。
山西先生,茂木先生,吉田先生,ありがとうございました。
やはり,その分野の専門家だからこそできる授業があるのだなと思いました。
ボランティアのみなさん,ありがとうございました。
そしてなにより,受講して下さった参加者のみなさん,ありがとうございました。

13日の朝日新聞(地方版)にも取り上げていただきましたので,ご紹介します。
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000810130001

体いっぱい音楽満喫
2008年10月13日
身近な道具をたたき、音とリズムを楽しむ参加者=前橋市荒牧町4丁目

 知的障害者に全身で音楽を楽しんでもらおうと、群馬大が12日、前橋市荒牧町4丁目の同大荒牧キャンパスで公開講座を開いた。豆やビーズを入れたペットボトル、空き缶、バケツ、段ボールなど、身近な道具を使って音を出し、体を揺らしたり跳びはねたり。参加者は一時、芸術の秋を満喫した。
 群馬大では2年前から、知的障害者にも大学の公開講座に参加してもらおうと、体育や美術、音楽教育の専門家がプログラムを作ってきた。
 この日は9歳から30代まで20人余りが「受講」。学生やボランティアの補助を受けながら、4拍子のリズムに合わせて色んな音や身体表現を組み合わせて音楽を作る体験をした。
 吉田秀文准教授(音楽教育)は「五線譜を読むだけが音楽ではない。創作は障害のある人もない人も楽しめる、音楽表現の原点」と話す。
 桐生市の小学校教諭米山雅子さん(25)は、知的障害のある妹の智子さん(23)と弟の浩司さん(19)を伴い、毎回補助役として参加している。「2人とも障害は重度で言葉を話せないけど、楽しんでいる様子が分かる。芝生を見ると走り出したり、家でビーズの入った缶を振ったりしていて、ここで自分なりに学んでお土産を持って帰っているんだと思う。障害のある人もない人も一緒に楽しめるのはすてきなこと」と話した。
 講座には、学校や福祉施設を離れると家に閉じこもりがちになる障害者に、余暇を楽しんでもらう狙いもある。
 安中市の工場に勤める山田忍さん(29)はペットボトルなどの“楽器”を両手に持ち、「休日は家にいることが多いので、外に出られるのはいいですね。跳びはねるのも楽しいです」と笑った。

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コメント

平成20年6月1日調査の結果をみていました。
群馬大学は分母1609人に対して実雇用28人雇用率1.74%不足数5人でした。
民間だったら充分な数値ですね、この資料を読んで見えてくる内容(雇用がむずかしいこと其の中で就労できる生徒を送り出すこと等、)障碍をもった人を教育することになる学生さんには良い教材になるのではないでしょうか?

コメントありがとうございます。
群馬大学の障害者雇用…もう一息ですね。
でも,ここからが難しいのかもしれません。
とはいえ,自分のところがちゃんとできていないと,民間の問題について語る資格はありませんから,なんとかしないといけませんね。
ありがとうございました。

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